変形性股関節症が末期の場合、人工関節に置き換える手術を行います。
人工関節の寿命の問題から、股関節の変形が極度に進んだ60歳以降の人を中心に行うケースが中心です。
手術は全身麻酔で行い、まず骨盤の横側の皮膚を約10cm切開します。
人工関節は臼蓋と大腿骨頭がセットになっています。
傷んだ股関節を取り除いたら、それぞれを骨盤と大腿骨に固定します。
入院期間は1ヶ月ほど。
手術時間は1時間半程度で終わります。
術後は、痛みが殆どなくなり、安定するため、想像より早いう段階で股関節へ体重がかけられるようになります。
その後、日常に支障なく生活が送れるようになります