股関節の形を直す手術は、20~60歳くらいの人が対象で、股関節の変形を直し、股関節を安定させるのが目的です。
全身麻酔をし、骨盤の横辺りの皮膚を縦に10~15㎝ほど切開します。
基本的には骨盤側と大腿骨側のどちらかの手術なのですが、まれに両方一度に行う場合もあります。
①股関節が変形し、臼蓋のかぶりが浅くなっている場合
骨盤を切って横にずらし、大腿骨頭を覆うように臼蓋を補います。
②臼蓋が浅く、大腿骨が完全にはまっていない場合
臼蓋の一部をくりぬき、ずらして大腿骨頭が関節軟骨で覆われるようにします。
③臼蓋形成不全によって臼蓋が足りない場合
骨盤の一部から切除した骨を臼蓋に移植します。
④大腿骨の角度が異常な場合
大腿骨を切って角度を調節し、金属製のプレートで固定。
切った部分に骨盤の一部を移植することもあります。
手術は平均1時間半~2時間。一般的な入院期間は1~2ヶ月です。
2007年11月22日木曜日
人工関節に置き換える
変形性股関節症が末期の場合、人工関節に置き換える手術を行います。
人工関節の寿命の問題から、股関節の変形が極度に進んだ60歳以降の人を中心に行うケースが中心です。
手術は全身麻酔で行い、まず骨盤の横側の皮膚を約10cm切開します。
人工関節は臼蓋と大腿骨頭がセットになっています。
傷んだ股関節を取り除いたら、それぞれを骨盤と大腿骨に固定します。
入院期間は1ヶ月ほど。
手術時間は1時間半程度で終わります。
術後は、痛みが殆どなくなり、安定するため、想像より早いう段階で股関節へ体重がかけられるようになります。
その後、日常に支障なく生活が送れるようになります
人工関節の寿命の問題から、股関節の変形が極度に進んだ60歳以降の人を中心に行うケースが中心です。
手術は全身麻酔で行い、まず骨盤の横側の皮膚を約10cm切開します。
人工関節は臼蓋と大腿骨頭がセットになっています。
傷んだ股関節を取り除いたら、それぞれを骨盤と大腿骨に固定します。
入院期間は1ヶ月ほど。
手術時間は1時間半程度で終わります。
術後は、痛みが殆どなくなり、安定するため、想像より早いう段階で股関節へ体重がかけられるようになります。
その後、日常に支障なく生活が送れるようになります
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